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こどもの習いごと 私がスイミングをお薦めする理由

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お子さんの習い事、考えてますか?

今は幼児教育の観点から、英語だの音楽だの、いろんなお稽古事が選べます。

私はこども二人を保育園児の頃からスイミングに通わせました。子どもは2人とも線が細くて体も弱めだったので、まずこどもの体づくり・体力づくりを優先したのです。

私が子どもをスイミングに通わせて感じた、スイミングのメリットデメリットについて本日はご紹介していきます。 

「何か習わせてみたいけど、何がいいかしら」と考えている方に、そして「こどもは泳ぐのが苦手」と感じてる方に、私はスイミングをお薦めします。

 

習い事にスイミングがお薦めな理由

目次

 

小学校、中学校で必ずプールの授業がある

地域によって違いはあるかもしれませんが、小学校6年・中学校3年・さらには高校3年と、12年間、夏場には必ずプールの授業があります。
教職に就く場合は大学でも水泳の授業がありますから、最大で14~16年ほどプールの授業を毎年受け続けることになります。

必ずプールで泳ぐんです。

しかも毎年。小学生なら夏場にはほぼ毎日。
水が怖いお子さん、泳げないお子さんにとっては大変苦痛な時間となります。 

プールが苦手なままで、小・中・高の12年間を過ごすのはお子さんにとって長い苦痛が続くことになるのです。

小学校では泳ぎ方を丁寧に教える時間が無い

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地域によって差はありますが、小学校では水泳を基本から教えるようになっています。

しかし実際のところ、小学校1年生の時点で「泳げる子」と「泳げない子」の技能の差が大きく、泳げない子・水が苦手な子に丁寧に教えている時間が思うようにとれないこともあります。

私の住む地域の場合は、水での浮き方などの基本的なことは保育園で習います。よってバタ足で泳げるのは当たり前。小学校に入ると「泳ぎかた」から始まってしまうのです。

こういった状況では特に水に顔を浸けられないお子さんにいたっては、保育園や小学校のプールの授業について行くことができません。
プールの時間が、苦手で苦痛になってしまうのです。

 

以上の理由で、親の目からみて「泳ぐのが苦手そうだな」「水に顔が付くのを嫌がるな」と感じるなら、スイミングに早めに通わせて、夏場の心配事を早めに取り除いてあげることを検討してみてください。

 

以下、スイミングの一般的に言われているメリットをご紹介していきます。 

スイミングのメリット

水泳は全身運動

水泳は全身運動です。
しかも水中では水圧・水流の負荷がかかりますから、ちょっとした動きにも体力を使います。
さらに浮力があるので、体が未発達な子どもたちの関節を傷めることもありません。

つまり、全身の筋力を無理なく鍛え体力を作るのに適した運動なんですね。

しかも定期的に体温より低めの水の中で運動することにより、自分の体温を適温に上げる(保つ)体の機能が強化されます。体の抵抗力も強まり、丈夫で病気に負けない体を作ることが期待できるのです。

また、成長段階で適度に負荷をかけた運動をすることで、こどもは身長が伸びるとも言われています。※成長期の段かいで成長ラインを下回る「低身長」の場合は早期の医師の診断が必要です。

 

適度な運動は脳の発達にも好影響

なんだか眉唾な話なんですが、水泳をやると脳にも好影響をもたらすんだとか。

実際には東大生の6割が小さい頃に水泳を習っていたというデーターがあるんだそうです。これはわりとスイミングスクールでは知られた話らしく、スイミングスクールのチラシにも書いてあることが多いです。

これは個人差の大きい話ですから、そういう話もある程度にとどめておいてもいいでしょう。
※この話は「水泳人口のどのくらいが東大に入ったのか」という統計がないと実証できない話です。

 

水泳を教えるのはプロに任せよう

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運動神経が良い子にもお薦め!

運動神経が良く、泳げるお子さんにはスイミングが必要ないかと言えば、ほんの一定期間でもスイミングに通わせてあげて欲しいと思っています。

泳ぎのフォームが格段にキレイになり、無駄なく長い距離を泳ぐことができるようになるんですよね。

また、水中はときには命を落とす危険もありますから、授業でこどもがふざけることは許されません。
人の話をきく、ルールを守る、といったマナーから、スクールによってはチームのリーダーとして動くことまで指導してくれます。

社会性を身に着ける、という観点でもスイミングはお薦めなんです。

 

水泳が苦手な子ほど親が教えるのはNG

水に顔を浸けることもできないくらい怖い
頭まで全部水に入れることができない

水泳が苦手なお子さんはいろんな理由があって、水が怖いのです
私は小さい頃水中に落ちた記憶があり、小学1年生までは水に顔を浸けるのも怖かったので、水が怖いお子さんの気持ちがよくわかります。

頻繁にプールに連れて行って、お子さんもプールで楽しく遊んでいたとしても、泳ぐとなると別問題。

海やプールで遊ぶのは楽しい。
でも泳ぐのは絶対に無理なんです。
こどもにとって「水遊びが好き」と「泳ぐ」は全く違うのです。

そんなときは親が泳ぎ方や潜り方を楽しく教えてあげれば良い、と思うかもしれません。確かにそれも有効でしょうけど、実際には親では水への恐怖心を取り除いてやることができないことも多いのよね。

むしろ頑なに泳ぐのを嫌がるこどもに怒り出してしまうなど、逆効果になってしまうこともあるでしょう。

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ここで水が怖かった私が泳げるようになった経験をお話ししましょう。

全く泳げなかった私は小学生2年生の夏に、夏季限定のプール教室に連れて行かれました。

プール教室では、泳げない子・水に恐怖を感じる子が水に親しむために、顔を水に浸けなくても泳いでいる姿勢で浮かぶことのできる専用の「ヘルパー(浮き道具)」があります。

※現在は両腕につけるアームヘルパーが使われています。

ヘルパーをつけることにより、こどもは安心して水中にうかぶことができます。
泳ぎの姿勢・泳いでいることを体験させ、「泳ぐ」ということを「怖い」から「楽しい」に変換させてくれますから、泳ぐことへの抵抗がなくなっていくんです。

私はプロに教えてもらうことにより、次第に自然に水に顔を浸けることができるようになり、体を浮かせる・前へバタ足で進む、といった水泳の動作もスムーズに身に着けることができました。

水に顔を浸けられなかった私が夏休みだけでクロールで25メートル泳げるようになったんだから、水泳教室とコーチの優秀さがわかるでしょう?

年齢や体格によっても個人差がありますから一概に言えませんけど、プロに一定期間任せたほうが、親子ともに負担が無く、結果的に早く泳げるようになる・キレイなフォルムで泳げるようになります。

 

しかしスイミングってメリットばかりでもありません。お子さんによってはお薦めできない場合もあります。以下、私が個人的に感じたデメリットをご紹介していきます。

スイミングのデメリット

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心配な喘息

プールは喘息のお子さんが体力をつけるのにも良いと言われることがありますが、それは個人差が大きいです。

喘息もちのお子さんの場合、激しい咳をともなう発作などで体力を消耗し、常に疲れています。

「スイミングで体力をつけさせたい」と思っても、プールの水の冷たさに体温を奪われ、水の中での運動でわずかな体力を奪われ、お子さんの体に負担がかかりすぎてしまう可能性があります。

まずは医師と相談しながら始めましょう。

最初はなかなか上達しない

運動神経の良いお子さんには例外な話ではあると思いますが、たいていのお子さんは水泳が上達し始めるのに時間がかかります。

未就学児(6歳未満)のお子さんの場合、最初の2年間程度は目に見えるような上達がないので「他の子たちは進級してるのに」とママさんは焦るかもしれません。

大丈夫です。(*´▽`*)

子どもたちは、泳ぐコツを頭ではなく体で自然に覚えているのです。
コツさえ体に染みつけば、あっという間に上達します。

だから、最初の2年程度は何も言わずに見守っていればそれでいいと思います。
最初は、泳ぐことが嫌いにならなければそれでいいのです。

 

以上、今回は習い事にスイミングスクールをお薦めしました。