小学校1年生、勉強机は必要? 我が家は買いませんでした!
卒園・入学シーズンを迎えると、勉強机のコーナーも賑わってきます。
よく見かけるデザインはこちら。
ありがちな形、ありがちなデザイン。生活スタイルの変化とか言いながら、数十年、何一つ変わらないデザイン。
正直、お店で売ってる小学生のシステム勉強机って、高価なくせに昔からデザインがダサいよね。
(/ω\)個人的感想です。
私は長男・次男ともに勉強机は購入しませんでした。
大人が使う、もっとスマートでカッコいい机を揃えてあげたかったからです。
という理由は表向きで、本当の理由としては
カネねえし (/ω\)学校用品買いそろえるだけで精一杯
(/ω\)あんなダサいくせに(←負け惜しみ)
ふう。
しかし小学生になれば、自分のランドセルや荷物を置く、自分だけのスペースや机は欲しいはず。
そこで我が家は家にあるもので手作りの机を作ってあげました。
簡単手作りの勉強机
目次
メタルラックを使った勉強机
私の発案による、夫のお手製勉強机はこちら。
画像の角度で小さく見えますけど、天板サイズは幅75cm×奥行48cmあります。低学年のお子さんなら十分なサイズ。
家にあるものを利用して作りたかったので、もともと家にあった(遠い昔にもらった)4段棚のメタルラックから作りました。
ラックのシャフトは半分でつなぐタイプのラックだったため、棚をはずしてシャフトを半分に分け、パーツ(脚の下の金具とトップの押さえ部分)をはめ込んでいます。
棚を半分に分けたので、もう一つは台所でレンジ台として使っています。
この机が不要になったらもう一度、4段棚のラックとして使ってもいいかな、と思っています。
フレームを作る
材料さえあれば後は組み立てるだけ。
30分もあれば机のフレームは出来上がってしまいます。ご自宅に使わないメタルラックがある方は試しに作ってみてください。
我が家は引き出しを入れたいので、天板用とその下に棚をつけます。
下の棚は椅子を入れて、こどもの膝が入る程度の高さにします。
膝が入らない場合は天板用の棚のみをつけて、サイドに荷物入れ用の(机の下に収納可能な)ラックやカラーボックスを置くようにしましょう。
机だけでは運動着やランドセル、教材などの荷物は収まらないので、どちらにせよ棚は必要になるかと思います。
市販のキャスター付き収納ワゴンも便利です。小さなスペースに机を置く場合は、使わない時は机の下にコロコロと転がして収納できるタイプがお薦め。ホームセンターで探すと安くて使いやすいサイズがみつかります。
棚を全て固定したら、シャフトにキャップをはめ込む
メタルラックはシャフトに穴があいています。
メーカーごとにシャフトの径のサイズが違うので、お手元のメタルラックのメーカー専用パーツを用意するようにしましょう。
我が家はルミナスのメタルラックなのでルミナスでパーツを買いました。
ルミナスはサイズが豊富で素材もしっかり頑丈なので長く安心して使えます。
市販の専用コルクシートと、専用の透明シートを載せると天板の出来上がりです。 天板はメーカーによって木製の天板もそろっています。
天板を載せると机っぽくなります。
引き出しを作る
これは、机のサイズにあわせて作った私の手作りです。
カルトナージュというもので、専用の厚紙を箱型に仕上げ 布を貼って 引き出しをつくりました。
サイズを確認して市販の書類入ケースを使ってもいいと思います。
その場合、裏に突起や引っかかりのあるケースだとスチールラックに引っかかってしまいます。裏面のフラットな物を選んでくださいね。
しかし、ピッタリくるサイズのボックスはなかなか見つからないので、無理に引き出しを作らずとも、オシャレな引き出しを机の上や棚に載せて使うパターンもアリだと思う。
引き出しを入れるとこんな感じです。
手作りの机としてはかなり頑丈なので、ガレージでDIYの際に使うワークデスクにも使いやすいと思うんです。メタルラックの棚はサイズが様々なので、もっと横幅のある机を作ることも可能です。
なお、明かりの届かない位置に机をセッティングするならデスクライトやフロアライトを準備します。
オシャレなデスクライトがあると、部屋全体の雰囲気が見えるから不思議です。
我が家の場合は、メタルラックに合わせたフロアライトを検討中です。
男の子だし、大きくなって一人暮らしをしてもカッコ良く使える「ハモサ」のフロアライト。
ヴィンテージスタイルにもピッタリです。わぁ、オシャレ(´艸`*)
こういった机まわりの小物はいつまでも使えるので、良いものをチョイスします。
しかし予算が問題。(/ω\)ちっ
ヴィンテージスタイルの照明についてはこちらの記事も併せてご覧ください。
椅子を合わせて出来上がり
この椅子は小さい頃に使っていた ベビーチェアです。
こんなようなヤツです。これの机をはずして再利用します。
座面の高さを調節できないタイプのほうが安いんですが、わが家は奮発して椅子の座面の高さを調節できるタイプを買っていました。
上の子が使った後は下の子に使えて、しかも勉強机用に改造できて、もう一度兄弟で順番に使いましたので、結果的に良い買い物でした。
さて、最後に本棚を用意します
教科書を入れる本棚を用意します。ブックエンドで十分ですが、我が家には結婚前から夫が使っている伸縮式の本棚があったのでそれを使います。
この本段、伸縮式でどんな場所にもピッタリハマるのでかなり便利です。
私は新婚当初、この本棚を逆さにしてラックとして使っていましたよ。
下にコーヒー豆や紅茶の葉のはいったボトルを並べ、上に調味料ボトルを並べて棚のように便利に使えます。
シンプルで壊れないので、使いまわしが効いて便利。
さぁ、教科書とお気に入りの本を入れて整理してあげましょう。
こうなる。
我が家には本棚があったのでこのように作りましたけど、ストックボックスを利用してオシャレに収納するのも便利です。
こういったボックスなら本が倒れてこないので、低学年から比較的上手に収納できると思います。
ストックボックスはご両親にも特にお薦め
私は自分の棚にストックボックスを2つ準備してあります。兄弟二人分の書類を全てそこへ入れています。
毎日のように手紙を持ってきますから、手紙の整理はかなり大変です。
書類の整理が苦手な私は、こどもが保育園児の頃から、もらってくるお手紙を片っ端からストックボックスに突っ込んでいます。
書類も紛失することなく、必ず左から書類を入れる様にすれば日付ごとに書類が順番に並ぶので助かっています。
学校の書類やお手紙はかなりかさばりますから、学校やPTAのお手紙用にこども一人につき一つずつ準備しておくとかなり便利ですよ。
まとめ
こどもにとって自分の勉強机というのは自分だけの特別な場所のようです。
手作りの机を子供たちはとても喜んでくれました。
勉強するわけでもなく、何に使うわけでもないのですが、
自分だけの机というものに憧れがあるらしく、ささやかな手作りでも十分満足してくれたようです。
しかもルミナスのメタルラックは頑丈なので、想像以上に使えます。
机のサイドにフックをつけてランドセルや荷物を下げていますがビクともしません。
※こどもが机の上に乗っても大丈夫でしたが、危ないので怒りました。
この他に最初はホワイトボードなども準備して机の前に貼ってみましたが、ホワイトボードのペンで壁に落書きをするのですぐに取り上げてしまいましたよ。
でも、小学校になったからといって、すぐにお部屋に閉じこもって勉強机で宿題をするようになるわけじゃありません。
我が家では家にあるものにパーツを買い足して5,000円もかからない程度の簡単な机を作りましたが、勉強や宿題は居間のテーブルで荷物を広げながら、のんびりやっています。
最初から机を買ってもいいのですが、まずは家にある材料で簡単に作ってあげて、あとからゆっくり本人の好みや勉強スタイルに合わせて机を選んで買ってあげるのも選択肢の一つではないでしょうか。
こどもが大きくなった時に机を選ぶと選択肢はさらに広がる
ちなみにお兄ちゃんは小学校の高学年頃からしっかり机で勉強するようになりましたので、大人が使うようなクールなガラス天板のカッコいいワークデスクを買ってあげました。
こんなような机で、ガラス天板タイプを本人が気に入ったので購入しました。
大人用の勉強机は軽くて移動も簡単。なによりデザインが豊富でいいですね。
椅子も大人のサイズで良いので、こどもが喜ぶカッコいい椅子をチョイスしました。
結果的にこども用の勉強机を買うよりも安く使いやすい机&椅子を買うことができましたよ。
こどもの勉強机より、ずっとオシャレで部屋の雰囲気も軽やかです。
安いし (/ω\)ここ大事ね
勉強机といってもデスクにこだわることもないんですよ。
もし子供部屋にこのようなローテーブルを選べば、ラグを敷いてクッションを置いて使えます。
フロアライトを用意すれば、ふつうの勉強机よりオシャレですよね。椅子も必要ありませんし、一人暮らしに使ってもいいし。
勉強机を揃えるのは、お子さんの個性が定まるまで待ってからでも遅くないと思いますよ。
以上勉強机のアレコレについてお話しました。
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